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正真正銘、純正・但馬牛

 

 

繁殖和牛飼育から始まったわはは牧場、念願かなって2年前から肥育を始めました。

我が家で肥育する牛は、もちろん“但馬牛”です。しかし、通常子牛から2〜3年かけて飼育、肥育するのではなく、我が家で母親牛として長年飼い続けた牛をさらに2年ほど飼い、お肉にしています。経産牛というものです。

世間ではあまり評価されない牛肉ではありますが、我が家の牛肉はちょっと、いえ、ぜんぜん市販のものとは違います。

 

 

まず、何が違うか。

それは餌。

動物は餌を食べて生きていきます。
それが家畜の場合、人間の食料となるので、いずれ人間の口に入るものです。

それなのに、今の家畜はどんなものを食べているのでしょうか?

正直、ほとんどが輸入された遺伝子組み換えトウモロコシであったり、ポストハーベスト処理してあるものだったり。
輸入穀物類はそのようなものばかりです。

ワラや草なども、霜降り肉にするには、みずみずしい青い草は一切やりません。乾燥牧草ばかりです。
しかし、これも、国内ではほとんど作られていません。多湿の日本では放置しても腐らないほど十分に乾燥させることは難しいようです。

「広大な牧草地や放牧地が国内にもあるやん」、という声もあります。
たしかにそうです。しかし、それらは、繁殖の安定期に入ったものの飼育や、乳牛の飼育などで、お肉にする肥育でそんなところで飼うことはほとんどありません。
だって、運動すれば太らないし、肉は硬くなるし、経済効率は間違いなく落ちます。

 

わはは牧場では、本来草食動物が食べる餌、それも、自然の力で育った無農薬の牧草を作っています。作った牧草は、ほとんどをサイレージといって、嫌気醗酵させた状態(漬物のような感じ)で保存していますが、夏のシーズンには刈りたての草もやります。畦に生えた雑草も食べさせます。

牛は草で育つのです。天然のビタミンやミネラルが豊富なので、人工的なサプリメントなど一切やりません。

穀物は、これも無農薬で栽培した麦や、地元兵庫県産のくず麦を自家製粉してやっています。

 

わはは牧場は養父市の中山間地にあります。

ここには牧草を作るのに広い農地はありません。耕作放棄田が年々増えていて、それをお借りして現在2.5haほどの牧草を栽培しています。
が、まとまった農地はなく、大型機械は物理的に入らず、たいへん作業効率の悪い作業ではありますが、牛糞は次の牧草が生えるための肥料として全量を牧草地に還元、ここには無理のない循環があります。

しかし、牛の主食である牧草を自家栽培でまかなえるだけで飼える分だけ。それ以上の肥育はしません。

 

ゆえに、世間一般で“良い”とされ、牛肉の評価のいちばんとされる「サシ(霜降り)」はあまり入りません。ただ、但馬牛の素質は十分に発揮され、まったくの赤身肉ではなく、少し入った霜降りは脂の美味しさと肉の美味しさが味わえます。

また、肉質も少々硬いです。が、噛むほどに味わえる肉本来の味はこれぞ但馬牛です。

しかし、わははの牛は、生まれも育ちも、餌もすべてが正真正銘、純正の但馬牛なのです。

 

わはは牧場のお肉販売(製品の詳細はショッピングのページをご覧ください

 

 まずは、ここから。牧草の種まきです。

 肥料は、ぼかしも使います。

 播種後、ローラーで鎮圧します。

 8月ごろ収穫します。

 ラップを巻けば長期保存が可能です。

 こちらは稲ワラをレーキで集めています。

 ロールベーラーで丸めます。

 こうなります。

 ばんざ〜い!

 収穫が終われば、堆肥を入れて土作りです。

 牛舎となりに放牧している牛さん。

 大きくなりました。

 肥育が終われば屠場に連れて行きます。

 枝肉になった牛。

 我が家へ持ち帰り熟成後、精肉にします。

こんな餌で育っています。《飼料情報》(順不同)
品名・特徴 産地 画像

天然乾燥稲ワラ

アイガモ農法(無農薬自家栽培)天日干しのもの。

養父市大屋町

WCS(ホールクロップサイレージ)

飼料稲を茎・穂ともいっしょに収穫、ラップを巻いて乳酸醗酵させ、長期保存可能にしたもの。
(お漬物のようなものです)

原料となる稲は無農薬栽培のもの。
(品種・タチスガタ、ベコゴノミ、リーフスター、モミロマン等)

養父市大屋町

  

青刈りはもちろん、数日乾燥させたもの、それをWCS同様ラップに巻いたサイレージものと、時期に合わせて無駄なく利用しています。

品種はソルゴーです。もちろん無農薬栽培です。

養父市大屋町

我が家の田んぼの畦草などです。

養父市大屋町  

※飼料ではありませんが、敷料としての「おがくず」には、地元産100%の杉桧材を使っています。

肥育期間は、とさつ前1〜2年です。